番組リニューアル事例の紹介

テレビ番組の人気を計る指標に視聴率があります。
インターネット番組には地上波の番組のような視聴率は出ませんが、その代わりとして、視聴者数やコメント数が人気の指標になっています。
また、近年は動画コンテンツとデバイスの多様化によって、リアルタイムで視聴するだけではなく、好きな場所で好きな時間に放送を見るためにお金を払う時代となりました。
それだけに制作側としては、質の高い番組を作らなければいけないという使命があります。
そこで今回は、弊社制作の番組がリニューアルに至った経緯についてお話したいと思います。

内輪ネタ(身内ネタ)ばかりでは、なかなか視聴者はついてこない

企画・構成がしっかり練られた番組が多い地上波の番組に比べ、良い意味で緩く好き勝手に喋るというのがインターネット番組の魅力でもあります。
しかし、それが長く続くとどうしても内輪ネタ(身内ネタ)ばかりになりがちで、その方のファンは楽しめても、初見の方は置いてけぼりになってしまうことがよくあります。
リニューアル前の番組も正にそんな感じでした。
特にトークテーマもなく、基本フリートークのみで構成していた番組だったので、正直マンネリ感は否めず、徐々に視聴者数やコメント数も減っていってしまいました。
コアなファン向けに、それまで以上に濃い内輪感を出していくという手もありましたが、パーソナリティとも相談した結果、番組リニューアルを決断しました。

フリートークからラジオ番組風にリニューアル

リニューアルにあたり、これまでのフリートーク中心の番組から、しっかりとコンセプトを決めたトーク番組に変えることにしました。
パーソナリティの方が、兼ねてから大喜利のコーナーをやってみたいという話があったので、それも含め、他にどんなことをしたらよいのかをまず皆で話し合いました。
企画は、このような雑談がきっかけで意外と生まれたりするものなんです。
その後、趣味、特技、仕事関係、好きな食べ物などコーナーの骨幹になりそうな情報を集め、構成作家も交えた企画会議でコーナーを決定。
そして番組タイトルは、ファンの方にはおなじみのパーソナリティに関係するあるものをもじった形にしました。
また、動画ではありますがラジオ番組風にするため、ピンマイクではなく、スタンドマイクを用意し、デスク越しにパーソナリティとゲストでトークするという見えるラジオのようなセットを組みました。
ラジオ番組風と言っても、映像でも楽しめるコーナーを組み込んだり、ジングルやノベルティグッズ(ポストカード)を作ったり、弊社制作の番組としては、初めてとなる新たな試みにも挑戦しました。

予想以上の反響!視聴者から多数のメールも届く

これまでの番組では取り立ててコーナーも無かったので、特にメールを募集することもなく、届くのは番組の感想程度で数も多くはありませんでした。
今回は多数のコーナーを作ったため、事前にメールを募集しましたが、実際どの程度届くのか不安なところもありました。
しかし、こちらの予想以上にメールが届き、リニューアルが間違っていなかったことを確信。
もちろん初回の放送は、大変盛り上がり、これまでにない視聴数とコメント数を記録しました。
視聴者からもメリハリがついて見やすくなったと好評で、リニューアルは大成功となりました。
自らのアイデアや企画が形となり、反響を直に感じられるのは、この仕事の醍醐味だと思います。

視聴者が求めていたのは一体感やライブ感

生放送では、出演者と視聴者の双方向のやり取りが欠かせません。
視聴者の皆さんにとっては、メールやコメントによって番組を創る一体感やライブ感を感じることができ、より楽しんでもらえるようです。
これまではパーソナリティやゲストを楽しみにする視聴者ばかりでしたが、コーナーができたことで、それを読まれるのを楽しみにする視聴者がかなり増えました。
リニューアル後の反応を見ても、フリートーク主体の形も決して悪くはなかったのですが、この番組に関しては視聴者参加型がより合っていたんだと思います。
パーソナリティもメールが増えたことで、毎回どんなものが届くのかを楽しみにしていますし、これからさらに番組がよくなっていく気がしています。
「最近マンネリ化を感じている」、「新たな企画を始めたい」、「とりあえずアイデアが欲しい」など番組に関することでお悩みがありましたら、是非一度YOUDEALにお問い合わせ下さい。

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